だいだいなんとかなるから、のびのびと生きる

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人生ってだいたいなんとかなるのではないか?

なんとかなるというのは100点を取れるということではなく、ぎりぎり赤点にはならないという意味だ。

 

 

ここ数週間、なかなか自分の抱えているタスクに手をつけることが怖く、かなり遅くまで放置していることがあった。

 

テストの始まる3,4時間前から勉強を始めたことも一度や二度ではない。

なかなか考案の難しい企画、

経験したことのないほどの大人数の前でのプレゼンの準備、

今までにやったことのないゼミでの研究。

それらになかなか手をつけられず、何もせずに通り過ぎたものもなくはない。

 

それらに対して思うことは”もっと早くにやっておけばよかった”だ。

しかし、別の気づきとしては、”まあ大抵のことはまあだいたいなんとかなる”ということだ。

 

100点は取れなくとも、謎の力によって赤点は取らない気がするのだ。

今までに培われてきた自分の経験や知識、

どのくらいの締め切り前から手を付けたらいいのかという感覚、

周りの人達の知識や経験、危機感(こういった人への頼り方は好ましくないが考え方として)

それらを考えると、ある程度はだいたいの出来事は最低限の水準をクリアできるように自然に動く気がする。

 

過去、何かにミスをしたり、遅れたりして、命を追い込まれたり究極的な危機的状況に立たされたかというとここ21年間ではそうでもない。

 

世の中を見れば、事業を失敗して多額の負債を負っていても生きていけてる人もいるし、

なんやら前科を持っていても活躍している人おいるし、正社員を首になってもフリーターや別の企業で生きている人もいくらでもいる。

単位落としてもまあ四年間で取りきればいいし、留年しまくってもちゃんと生きている人ばかりだ。

「死ぬこと以外かすり傷」みたいな言葉は好きではないが、まあ死にはしないしぎりぎり生きていけるのだ、たぶん。

 

昔、たかだか既に採点の完了したテスト一枚ごときを家で紛失したために教師に「お前はぜったいに進学させん」と脅迫されたことがあった。

小学校の記憶はむしろこれくらいしか覚えていない。

失敗をあまりに恐れすぎて、取り掛かれないのだと思う。

 

だいたいどんなことでも最低限はなんとかなる。

そう思えばもう少しのびのびと生きて余裕をもって動けないだろうか。

 

スポーツの試合の前にはとても緊張する時がある。

しかし、緊張したままでは100%のパフォーマンスを発揮することはできない。

のびのび適度な余裕をもって楽しんでプレイするときに一番いい調子が出るのだ。

 

...緊張しすぎて何回めちゃくちゃなプレーをしたことか(笑)

 

「おい吉野!のびのびやれよ!のびのびだぞ!のびのび太!」

そんなことを高校の顧問は毎日言っていた。