任期を終えるリーダーとしてあるべき姿勢
年末年始は今までの大学生活で珍しくほとんどアイセックに関わっていませんでした。
この時期のモチベーションはどうしても管理が難しい。
大半の方はご存知ないと思いますが、Fate/Zeroというアニメを少し見て感じたことを書き連ねます。
ちなみに同系列に超重課金のソシャゲがありますが、自分及びこの記事は一切の関係がありません。
めちゃくちゃ簡単にストーリーの要点を説明します。
・バトルロワイヤルで生き残ったらなんでも願いが叶う。
・参加者は昔の英雄を1人生き返らせて、使役する。
・参加者と英雄のモチべは叶えたい願いがあるから。
って感じです。
使役されるのは"英雄"なので、例えば劉備やアーサー王みたいな昔の王様が多い。
これのとある話で、聖杯問答という、
その英雄達が"王とは何か"を話すシーンがあります。
リーダーは自分の成し遂げたことを否定してはならない。
この物語はアルトリアという英雄を中心に展開されます。
この人は、自分の統治している最中に部下が反逆して国が滅びます。
それを後悔している。
王は孤独であると考えている彼女には今仲間がいません。
この人の叶えたい願いは、
「滅んだ国を滅ばなかったことにすること。」です。
つまり、自分の歴史をやり直したいと考えている。
で、このおっさんはアレキサンダー王。
この人は自分以外の領土を侵略しまくった王で、死後に世継ぎが亡くなり、自分の国は三つに分裂してめちゃくちゃになります。
このおっさんは
「自分の歴史を変えようとするなんて王ではない。」
とアルトリアを一蹴します。
自分の作り上げたものが滅ぼうとも、それは自分と臣下の努力の結果だから悲しむことはあるが、後悔することはない。
むしろそれを後悔することは自分の臣下だけでなく、同じ時代に生きた人間への侮辱である。
めちゃくちゃ共感してしまった。
自分は基本自己肯定感低いけど、自分だけでやってることを後悔するのは別にいい。
けど、周りの人間と一緒にやって、それどころか自分がリーダーとしてやってきたことを否定してしまったらそれは自分と一緒に進んできてくれた人や、関わってくれた人への侮辱でしかないんですよね。
自分が今までいろいろなことを後悔してしまっただけに、悔しい。
アルトリアと違い、彼には死後も多くの仲間がいます。
良くなかったことは反省して、次に残す。
良かったことは仲間と語りあって全力で楽しむ。
別に正しさや正解に固執しすぎなくてもいい。
それで楽しめるなら、それでもいいじゃないかと。
それだけが全てではないけど、そんな風に思いました。
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Facebookに載せたときの見栄えの悪さからブログ名を変更しました。